久々にバック・トゥ・ザ・フューチャーPART2を観る

 f:id:ramsyo:20170521232501j:plain

公開:1989年 

 

先日、バック・トゥ・ザ・フューチャー(以下BBTF)パート2を観ました。

ので、レビュー。※バレあり

 

「脚本家が本気出してきやがったぜ…!」なパート2です。

伏線に次ぐ伏線という、怒涛の展開が繰り広げられます。

特に後半はハラハラドキドキ感は前作をしのぎます。

 

今作は、1955年のみがメインだった前作と違い、

「2015年→ディストピア1985年→1955年」と、あっちこっちに舞台が飛びます。

 

娯楽要素と斬新なアイディアをふんだんに盛り込み、前作PART1をより進化&深化させたのが今作です。

 

ramsyo.hatenablog.com

 

未来編

 

f:id:ramsyo:20170525215959p:plain

 

 冒頭、マーティ(とジェニファー)はドクに連れられて、30年後の未来である2015年にタイムスリップします。

 

ドクによれば、マーティの息子に災難が降りかかるので、マーティにその災難を未然に防ぐため、どう行動すればいいのかを伝えます。

 

マーティは30年後の街に繰り出して、興味津々であたりをキョロキョロします。

 

車に轢かれそうになったり、角っこの店に入ってみたりと、前回1955年にタイムスリップした時と同じ行動を取っています。

 

そして店では、ビフの孫グリフともめて、店を飛び出すマーティ。その後、子供から宙に浮くスケボー「ホバーボード」を借りて、グリフとその取り巻きたちと追いかけっこをします。

 

前作とデジャブです。お約束というやつですね。

 

前作を観た人はニヤッとする場面ですw

 

2015年の描かれ方

 

この記事を書いている時点では、すでに到来している2015年ですが、映画の中ではどのように描かれているか。

 

それを現実と比較しつつ観るのが面白いです。

 

空中道路と空飛ぶ車

f:id:ramsyo:20170525215547p:plain

 

さすがに実現はしてませんねw

その代わり自動運転はそろそろ実現しそうな感じですが。

 

ホバーボード

f:id:ramsyo:20170525220233p:plain

f:id:ramsyo:20170525220301p:plain

 

この宙に浮くスケボーも無いですねえ。

今でも車輪付きが現役です。

 

ホログラム

f:id:ramsyo:20170525220344p:plain

 

 これはどうでしょうか?

技術的には可能だと思いますが、街中で普通に見かける感じじゃないですね。

 

大型薄型TV 

f:id:ramsyo:20170525220423p:plain

 

これは的中!

 

他にも自動靴ひもとか、自動乾燥装置つきの服とか、

実現したら面白そうなアイテムがいろいろと出てきます。

 

さすがに、インターネットとかスマホとかタブレットを想像するのは難しかったみたいですが。

 

☆番外☆

イライジャ・ウッドが出演

f:id:ramsyo:20170525221202j:plain

手前の子は、後にロード・オブ・ザ・リングで主役を演じるイライジャ・ウッド。

1981年生まれなので、この映画が撮影された頃(1989年)は8歳?

 

ビフの暗躍

今作では、前回ジャイアンキャラだったビフが、悪の部分をパワーアップさせて暗躍しまくります。

 

マーティとドクの会話をこっそり盗み聞きした老ビフは、デロリアンがタイムマシンであることを知ります。そして老ビフは二人のあとをつけ、隙を見てこっそりデロリアンを使ってタイムスリップします。

 

この時点で、視聴者は「この先、何か起こるな」と予感することができます。

 

「続きが気になる」状態にさせられるのです。

 

BTTFはこのあたりの見せ方がうまいんですよねえ。

 

ディストピア1985年

ミッションを終え、2015年から1985年に戻ってくると、何かがおかしい…。

そこはマーティが知っている1985年ではありませんでした。

 

f:id:ramsyo:20170525221327p:plain

 

マーティの家には赤の他人が住んでるわ、

街は落書きと壊れた車だらけで荒廃してるわで、ひどい有様です。

 

そこは、ビフが支配する街になっていました。

 

f:id:ramsyo:20170525230638p:plain

↑ビフ・タワー ※元ネタはトランプタワーだそうな

 

しかも、マーティの父ジョージはすでに死に 、母ロレインはよりによってビフと再婚しています。

 

前作でも、マーティの1955年での行動によって、1985年の様子が少し変わりましたが、この1985年はそれどころじゃなく、何もかもが根本的に変わってしまってます。

 

マーティとドクは、その原因が、2015年のビフにこっそりタイムマシンを使われて、歴史を改変されたことだということに気が付きます。

 

改変された瞬間は1955年で、そのとき2015年のビフが、過去の自分に、未来のスポーツ年鑑を託したことが原因であることも突き止めます。

 

二人は、歴史の流れを元に戻すため、今度は1955年へとタイムスリップします。

 

 

1955年~尾行・デジャヴ・もう一人の自分~

f:id:ramsyo:20170527184309p:plain

 

1955年に飛んだマーティは、まずビフを尾行。

 

ドクから「目立たないよう1950sの格好をしろ」と、金を渡されるも、よりによってスパイ丸出しの格好をチョイスするマーティw

 

そしてビフの車に潜入

 

f:id:ramsyo:20170527184836p:plain

 

2015年のビフが、1955年のビフにスポーツ年鑑を渡した瞬間に立ち会ったマーティは、その後もビフを尾行して、ビフからそのスポーツ年鑑を取り返そうとします。

 

が、あとちょっとのところで、うまくいかない。

 

そういうシーンが何度か繰り返されます。

ベタですが、観ててハラハラします。

 

そして、この時代にはもう一人のマーティが存在します。

 

そう、PART1で1955年にタイムスリップしたほうのマーティです。

 

マーティは、そのもう一人の自分に鉢合わせないよう、影響を与えないように必死になって避けます。

 

このあたりの絶妙さが本当に面白い。

 

さらに、PART1のシーンがそっくりそのまま再現されてるので、前作を違ったアングルから観る、というオマケ感も味わえます。

 

そしてカーアクションシーン。マーティとビフのスポーツ年鑑争奪戦です。

 

今作のビフはPART1のおバカキャラからダークキャラへと変貌しています。

 

トンネルの壁に車体を打ち付けてマーティをすりつぶそうとしたり、笑いながらアクセルベタ踏みでマーティをひき殺そうとしたり、とにかく極悪ですw

 

最終的に、ビフからスポーツ年鑑を奪うことに成功したマーティは、スポーツ年鑑を燃やし、1985年に戻ろうとします。

 

ここで大団円か!?と思いきや、またも話が急展開。

 

ドクの乗るデロリアン(タイムマシン)が雷に撃たれ、マーティが乗り込む前に、目の前から消え去ってしまいます。

 

途方に暮れていると、一台の車がマーティの元にやってきます。

 

車から出てきたのは郵便局員で、マーティ宛の手紙があるといいます。

 

「なアホな!」という顔をするマーティ。

 

当然です、自分は1955年の人間じゃないんですから。

 

ところが、手紙の差出人はドクでした。

それも1885年に出されたものでした。

 

ドクは1885年にタイムスリップしていたのです!

 

再び話のテンションが上がってきたところで、PART2は終わります。

そして次作、PART3にバトンタッチされます。

 

前作と遜色なしのPART2

ふつう続編は前作よりもテンションが落ちるものですが、BTTFのPART2はまったくそんなことがありません。

 

色々と詰め込んでるわりに、話は破綻せず、娯楽性も失わず、前作の世界観も壊さず、という素晴らしい出来です。

 

相変わらず娯楽映画の見本ともいえる要素がたくさん詰まっています。

 

PART1と違う部分があるとすると、

前作は、明るくて牧歌的な雰囲気が漂っていたのに対して、

今作は、やや暗く絶望感のある雰囲気なことでしょうかね。

 

PART3もレビューします。 

 

f:id:ramsyo:20170527213250p:plain

 

評価:★★★★★(5/5)

 

 

 

ramsyo.hatenablog.com